kosenctfxというのは自作のCTFのスコアサーバの実装で、何度目かのInterKosenCTFのために作ったやつだと思う。名前のオマージュもとはCTFxというやつで、それまでもKosenCTFdとかKosenCTFKitとか色々なCTFプラットフォームの名前にKosenとつけて遊んでいて、3個目くらいになるのかな*1。
スコアサーバの実装といえばCTFdが鉄板で最近はrCTFの利用も増えている、という感じだと思うけど、時々kosenctfxもいいねと言ってもらえることがあって嬉しい。
例えばCTFの結果をstaticにexportできるのが良いと言ってもらえたりする。https://2022.cakectf.com/ みたいなやつ。なんとこれは完全にstaticなページで、CTFの開催中は当然動的なアプリケーションとして動いていたんだけど、開催後は情報が変更されることはないので普通にGitHub Pagesにホスティングしている。TSGがそういうのをやってると聞いて、めっちゃいいじゃんと思って真似したやつなのでCTFdでも工夫したらできるんだけど、kosenctfxではかなり自然にこういうことができるようにしている。
こういう機能を紹介すると超絶便利じゃんと思ってもらえるかもしれないけど、kosenctfxは自分が使うためのものと思って便利機能とかはあんまり入れてなくて、我々のワークロードに対応したspecificなものが多い*2ので他の人からは使いにくいと思う。まあ、そこそこ安定して高速に動いて、中身がよくわかっているというのが個人的に大きい
最近は仕事があるので元気がなく、自然とスコアサーバをいじる暇がなくなってしまっているけど、またzer0pts CTFとかCakeCTFとかがあるタイミングでメンテナンスしたいし、使いたいという声がある程度強ければ(つまり数ではなく勢いがあれば)、期待には応えていきたいと思ってる。
とりあえず適当に変更した時に大ポカをしないように、テスト環境を整えたい…